Slurry Ice

株式会社ニッコー

圧倒的な冷却スピードと隙間なき密着力。
食材を優しく包み込み、獲れたての鮮度を一瞬で閉じ込めます。

30%↑

ランニングコスト削減

360°

全方向均一冷却

SCROLL

スラリーアイスは微細な氷の粒子が水に混ざったシャーベット状の氷のため、魚など冷却対象の表面に隙間なく完全に密着します。空気の隙間ができないため、通常の氷水の数倍、角氷の数十倍のスピードで急速冷却、微生物の繁殖や自己消化を瞬時にストップさせます。

また、塩水で作ったスラリーアイスは、0℃〜マイナス2℃程度の絶妙な温度帯を維持できます。真水が凍る温度(0℃)以下でありながら、魚の細胞が凍って破壊される温度には達しないため、凍らせずに、凍る直前の最も鮮度が落ちない温度、いわゆる「氷温®」域をキープできます。

メカニズム

直径数ミリメートル〜数十マイクロメートルという超微細な球状の氷粒子が、水(または塩水)の中に無数に浮遊しています。流動性があるため、魚の形状やエラ・口の内部まで入り込み、隙間なく100%「面」で密着します。これにより、魚の熱が瞬時に氷へと移動(熱交換)します。

砕氷

食材と触れ合うのが「点」ベースになり、隙間に空気が入り込むため、熱の移動が遅くなります。

スラリーアイス

目に見えないほどの微細な球状粒子。粒が小さいほど、体積あたりの比表面積は爆発的に広くなります。

鮮度保持

鮮度は、銀色の腹と黄色のくちばし、そして背の色で判断します。下画像からスラリーアイスは砕氷より鮮度保持が優れていることが分かります。

また、鮮度の良さは死後硬直の魚の状態からも判断できます。

砕氷

冷却が遅いため、魚が暴れたり、死へのストレス(苦悶)が長引き、ATPが急激に減少します。

スラリーアイス

瞬間的に魚体温度を下げるため、魚の代謝が即座に停止し、ATPの消費を最小限に抑えます。

接触面積が最大化

氷の粒子が液体状になっているため、食材の表面に隙間なく100%密着します。点ではなく面で包み込むため、熱伝導率が格段に高くなります。

芯まで一気に冷却

通常の氷に比べて数倍〜十数倍のスピードで食材の品温を下げられるため、魚の死後硬直を遅らせ、細菌の繁殖を瞬時に抑え込むことができます。

キズがつかない

氷の粒子が非常に細かく丸みを帯びているため、魚の皮膚やエラ、繊細な身を傷つけないので、氷移り・氷焼け・圧迫痕の心配がありません。

細胞破壊を最小化

塩分濃度を調整することで、「凍らない絶妙な氷温帯」をキープできます。食材を凍結させずに、生(チルド)の状態で最高鮮度を保てます。

ポンプ輸送が可能↓

液体として扱えるため、ホースやポンプを使って自動でタンクや発泡スチロールに充填できます。重い氷を運ぶ重労働から解放されます。

魚のドリップを抑制

急速冷却によって食材の細胞が保たれるため、旨味成分であるドリップ(汁)の流出を最小限に抑え、歩留まり(製品重量)が向上します。

  

冷却効果の比較

下図は冷却速度を表しています。砕氷はスラリーアイスに比べ冷却速度が遅く、マイナス温度が保たれていません。冷却速度の遅さは、魚が暴れ、体内に血が回り、乳酸が発生し、鮮度低下の要因を作ります。スラリーアイスのもつ急速冷却は、魚介類の鮮度保持に必要不可欠な「魚の暴れ防止」と「0℃以下の低温冷却」の2つを同時に達成します。

スラリーアイス製氷機

ニッコー製のスラリーアイス製氷装置「海氷」は漁船用に設計されており、最小モデルのサイズが全長1,350×全幅1,070×全高1,350mmと小型で、19トン以下の漁船に搭載が可能です。

最大の利点は海水から直接スラリーアイスが作れることです。船上から製氷できるということは、漁獲量にあわせて氷の量が調整できるということです。これは、氷の積込み時間や労力を軽減し、過剰な氷の重量を削減することで燃料コストが削減できることを意味します。

製品ラインナップ

浄水量に合わせて選べる2モデル

NCK-105WH

寸 法L×W×H (mm)1,350×1,070×1,350
電気容量50/60Hz200V 10.6/10.5kW
冷却能力50/60Hz20.0kW
製氷能力氷濃度40%240ℓ/h
氷濃度30%310ℓ/h
氷濃度20%370ℓ/h
氷濃度10%450ℓ/h
浄水率海水浄水30% : 排水70%
淡水浄水60% : 排水40%/h
電 源100~120V/200~250V

NCK-105AH

寸 法W120× D55× H67 cm
重 量108kg
浄水量海水230~250ℓ/h
淡水460~500ℓ/h
浄水率海水浄水30% : 排水70%
淡水浄水60% : 排水40%/h
電 源3P 200V